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【比較表】海外FX業者5社のスプレッドを徹底比較

ここでは、主要な海外FX業者5社について、代表的な通貨ペアごとのスプレッドを比較しました。
スプレッドは取引ごとのコストに直結するため、特に短期トレード(スキャル・デイトレ)では重視される項目です。
ただし、スプレッドは業者によって「口座タイプ(STP or ECN)」「時間帯」「相場状況」により変動するため、本表は2025年8月時点の平均的な参考値としてご活用ください。
通貨ペア | XM (スタンダード口座) | TitanFX (ブレード口座/ECN) | Exness (ゼロ口座/ECN) | BigBoss (スタンダード) | IS6FX (スタンダード) |
---|---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.6 | 1.0 | 1.1 | 1.4 | 1.8 |
EUR/USD | 1.7 | 0.9 | 1.0 | 1.3 | 1.9 |
GBP/JPY | 2.4 | 1.6 | 1.8 | 2.1 | 2.6 |
XAU/USD | 3.2 | 2.0 | 1.5 | 2.5 | 3.5 |
📌 表の見方と補足
- TitanFX・ExnessはECN特化型で、スプレッドの狭さと約定力が武器
- XMはボーナスありのスタンダード口座を基準。ゼロ口座を使えばスプレッドはさらに狭くなります
- IS6FXはキャンペーン重視のボーナス業者。やや広めのスプレッドが特徴
この表だけを見ると「TitanFXが最も有利」に見えますが、実はスプレッドだけでは測れないコストがあるのです。
トータルコストで見る!スプレッド以外の重要なコスト要素

海外FXで実際にかかるコストは、スプレッドだけではありません。
特に、中長期トレードを行う場合や、ゴールド・マイナー通貨を扱う場合は、以下のような「隠れコスト」の影響が大きくなります。
コスト項目 | 発生タイミング | 具体例・影響 |
---|---|---|
スプレッド | 全取引時 | 短期売買では最重要。狭ければ狭いほど有利 |
取引手数料 | ECN口座使用時 | TitanFX:片道3.5ドル/1ロット XMゼロ口座:片道5ドル/1ロット |
スワップポイント | 日またぎ保有時 | Exness(XAU/USD 売り):+2.3ドル/日 XM(XAU/USD 売り):−4.2ドル/日(例) |
出金手数料 | 資金引き出し時 | Exness・XM:無料 BigBoss:出金方法によっては有料 |
💡 スプレッド+手数料=実質スプレッド
例えば、TitanFXのブレード口座では、スプレッドが0.3pipsでも、往復手数料が0.7pips相当。
つまり、実質コストは1.0pips前後となるため、XMのスタンダード口座(1.6pips程度)との差がほぼなくなるケースもあります。
🧠 スワップの差で長期保有は大きな違いに
ゴールド(XAU/USD)を3日保有した場合のスワップ差(1ロット):
- Exness:+2.3×3=+6.9ドル
- XM:−4.2×3=−12.6ドル
→ この差だけで約2,800円分の利益差になることも。
✅ 結論:総コストでの比較が“勝てる選び方”
スプレッドが狭い=安いとは限りません。
手数料・スワップ・出金コストなどすべてを踏まえて、取引スタイルに合った業者を選ぶことが大切です。
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